神澤税務会計事務所では、お客様からお預かりした情報の適切な管理・活用を推進すること、様々なITツールを業務上使うことを鑑み、「SECURITY ACTION」二つ星を宣言しました。
SECURITY ACTIONとは？
SECURITY ACTIONとは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進する、「中小企業者等自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する」制度であり、安全・安心なIT社会を実現するために創設された制度です。取組み目標は一つ星と二つ星の2種類があります。
今回神澤税務会計事務所が宣言を行った二つ星は、自社の情報セキュリティを自己診断した上で情報セキュリティ基本方針を定め、外部公開することで宣言をすることができます。
弊社の情報セキュリティ基本方針についてはこちらをご覧ください。
SECURITY ACTION自己宣言のメリット
SECURITY ACTIONを宣言することにはどのようなメリットがあるのでしょうか？
考えられるものを以下にまとめてみました。
1.社内の意識向上
自己宣言を行う上では社内で情報セキュリティについて話し合う機会が増えることや、どのような情報資産がやり取りされているのかを把握する中でだれがどんな仕事をしているのかが可視化され、総体として社内で情報セキュリティに対する意識の向上が見込まれます。
2.ステークホルダーへのアピール
社内外問わず事業を行う上では様々なステークホルダーと情報のやり取りを行っています。その中では事業上の機密情報や個人情報も含まれていることと思いますが、自己宣言を行っている者は一定のルールの下に情報セキュリティに配慮した形で情報資産の保管・運用をしていることが期待されるため、情報資産に対する意識についてステークホルダーにアピールすることができます。
3.補助金申請の要件をクリア
中小企業庁が実施している「IT導入補助金」では、申請要件として「SECURITY ACTIONの一つ星又は二つ星の宣言を行っていること」が明記されており、SECURITY ACTIONを宣言しないとそもそも申請することができない仕組みとなっています。
令和４年度以降は、改正電子帳簿保存法やインボイス制度への対応の中で業務全体のデジタル化推進が行われることとなります。この対応に適合した補助金のメニュー整備も計画されており、1つでも活用できるものを増やすという視点でもSECURITY ACTIONを宣言してみてはいかがでしょうか！
おわりに
神澤税務会計事務所では、今後もお客様から預かった情報の取扱いには細心の注意を払って利用し、最適なサービス提供を行ってまいります。