ITツールの導入に補助を受けることができる「IT導入補助金」の次期事業概要が発表されました。
今回変わること
次期事業では改正事項が多く、より使いやすくなった印象を受けています。
改正点は次の３点です。
ハードウェア導入補助の拡充
今回新たにPCやタブレット端末、インボイス制度に対応するためのレジなどハードウェアに対しても補助金が使えるようになりました。
古くなったツールでの仕事はタイムロスも多く、これを機に入れ替えの検討をしてはいかがでしょうか？
補助率・補助上限額の拡大
2021年までのIT導入補助金は、補助率1/2・補助金額30万円から450万円と補助上限額は大きいものの補助率はそこまで高くありませんでした。
しかし、次期事業では50万円までは補助率3/4・50万円から350万円は補助率2/3と全体的に補助率が引き上げられ、より少ない持ち出しでIT化に投資できるようになりました。
クラウドサービス利用料の補助対象化
今回からインボイス制度への対応を見据えて各種クラウドサービスの使用料が向こう２年分について補助対象となりました。昨今普及が進んでいるクラウド会計などの利用料に充てることができるので、より効率的な経理事務に向けて導入をご検討されてはいかがでしょうか。
おわりに
神澤税務会計事務所では、経理業務を中心としたデジタル化の支援や、経理業務を入り口としたDX(デジタル・トランスフォーメーション）のお手伝いを致します。
また、IT導入補助金を活用した業務効率化や申請に伴う事業計画の作成など幅広く積極的に支援いたしますので、ぜひご検討いただき、お気軽にお問い合わせください！